大沢香取神社(埼玉県越谷市)神社

大沢香取神社(埼玉県越谷市)神社

《御祭神》
当 香取神社の御祭神は『経津主大神』(フツヌシノオオカミ)またの名前を『伊波比主命』(イワイヌシノミコト)といいます。大神は皇祖天照大御神の神勅を奉じて出雲の国譲りの大業を成し遂げられ、さらに荒ぶる神々を平定して日本建国の基を御築きになり、又東国開拓を完遂し、平和国家の建設と民生の安定福祉に偉大なる功績を顕された神で、以来国家鎮護の神、産業開発の神として崇められています。

《御由緒》
香取神社の創立年代は不祥であるが、五百年前応永年間と推定され、五穀豊穣及日常生活に関する一切のことをお護りになる神として、この尊い御神徳は、古くから招福除災の鎮守神と土地の人により深く信仰されている。当神社は武蔵国東部の地域に当たり、下総国一ノ宮香取神宮の御子社として埼玉県百二十社余りの内東端に位置し、奥州街道、日光街道に面し、武州大沢宿として、古くから開け、江戸時代には武士、町人、百姓の往路、帰路の旅の安全と家族の安泰を祈願して参詣休憩する人が後を断たず、其の尊い御神徳恩恵は広く関東一円に及び敬仰されていた。

《祭典》
1月1日 歳旦祭(さいたんさい)
1月中 日曜日 どんど焼(どんどやき)
2月節分の前後の日曜日 厄除(星祭り)祈願祭
2月11日 祈年祭(御備社)
6月30日 夏越大祓式(おおはらい)
7月海の日前の(土)(日) 八坂神社例祭
10月9日 例大祭(れいたいさい)
10・11月中 七五三祝い
11月23日 新嘗祭(にいなめさい)
12月2日 香取市(おかめいち)
12月29日 年越大祓式
12月31日 除夜御燎祭
毎月1日 月次祭 (つきなみさい)

《御祈願》
当神社御神威の招福除災の信仰は篤く総ての災禍を消滅し、福徳円満、開運息災、家運繁栄の御霊験は、あらたかで、限りなき御神徳、恩恵を戴いて居ります。
1、招福祈願 
家内安全・商売繁盛・縁結び・結婚・授子宝・安産・初宮・七五三・合格(学業)就職開運等々
1、除災祈願  厄除け(星祭り)病気平癒・旅行安全・交通安全(車清祓い)縁切り・足止め・家出帰宅・虫封じ等々
1、方災除祈願   ○新築・増改築・修理等・普請造作に関わる障り
○移転・開業・就職・入院・旅行・嫁入り等・方位の障り
○土堀・土埋め・植樹等動土方位の障り
○家相・鬼門・凶相方位の障り

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神社

大沢香取神社(埼玉県越谷市)神社

※神社のいろいろ

《拝殿(はいでん)》
神を祭祀し、礼拝するための建物。通常本殿(正殿)の前面にあり、本殿より規模の大きな建築が多く、一般の参拝者には拝殿が最も目につく。本殿が神座そのものであるのに対し、拝殿は人が神に対して祭祀や祈願などさまざまな行いをする場所といえる。

《神楽殿(かぐらでん)》
神楽を奉納する建物。舞殿(まいどの)ともいう。
お祭りの時神様にお見せする舞や楽を行なうところ

《鳥居(とりい)》
神社の神域の入口を示す「門」。神社には一つもしくは複数の鳥居がある。複数ある場合、最も大きい鳥居が神域全体の入口として参道入口に設けられるのがふつうで、これは「一の鳥居」と呼ばれる。また境内には本殿に近づき聖性が高まる段階ごとに鳥居が設けられる。

《手水舎(てみずしゃ)》
神域に入る者が、手を洗い口をすすいで浄める施設。「ちょうずや」ともよむ。通常社頭の入口付近にあり、屋根と柱のみの建物の中に流水を満たした水盤が置かれ、柄杓(ひしゃく)が備え付けられている。手を洗う水を「てみず」ということから付けられた名称。
〔やり方〕
1、まず柄杓に水をすくい左手を洗います。
2、次に柄杓を持ち替え右手を洗います。
3、次に柄杓を持ち替え左手に水を受け、口をすすぎます。
4、次に両手で柄杓を縦にし、柄(え)の部分に水をかけて洗
  います。

《狛犬(こまいぬ)》
神社社殿前、参道などに置かれた一対の獅子系の像。高麗犬、胡麻犬とも表記する。材質は石が多いが、銅、鉄、木、陶製のものもある。一対の関係は雌雄が代表的である。雄が口を開け、雌が閉じるという、いわゆる「阿吽(あうん)」のものが 一般的である。邪を退け、神前守護の意味をもつとされる。

《燈篭(とうろう)》
社殿の内部や境内で火を献ずるための常設の籠。本来は寺院で用いられていたが、神社でも用いられるようになった。屋外は石造の大きなものが一般的。廻廊には金属製の鉤燈籠が並べられることが多い。素材はこの他に木製、陶製があり、設置場所や用途に応じて使い分けられる。